My Space

音楽系です。大学生です。

【今日のアルバム】Billie Eilish - 『WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?』(2019)

今年1番の話題作

 

 

 

 

2019年の音楽シーンを振り返る際にこれだけは避けて通れないってアルバムが各自あると思うけどさ。

 

人によってはラナ・デル・レイだったり、ニック・ケイヴだったり、King Gnuや髭男だったりするんだろうけど、やっぱりビリー・アイリッシュだけは無視できないよね。

 

日本では最近、ようやく認知度が高まってきた感があるビリー・アイリッシュ

 

ゴッドタンのマジ歌選手権で日村がビリー・アイリッシュの格好を真似て出てきたときに設楽がすぐ反応してたのを見てちょっと安心したわ。

 

去年の12月ごろからかな。来年はビリー・アイリッシュが絶対来るみたいな雰囲気になってて、フー・ファイターズデイヴ・グロールまでもが賛辞を送ってて面白い状況になってきたところに出た曲がこれでさ。

 

www.youtube.com

 

普通にMV怖いからあんま見たくないんだけどね。

 

この曲を初めて聴いたときの衝撃というか、体にビビッときたね。

 

個人的にはビリーのキャラクターとかあんまり興味ないんだけど、音楽の方は凄い新しいというか、何のジャンルに当てはめたらいいのかわからない。

 

エモとかゴスの影響は結構ありそうだけど、低音が強調されたメロディアスなポップをどういう風に形容すればいいのかわからない。

 

ダーク・ポップっていうあらたな言葉も誕生しているけど、普通にオルタナティヴポップでいいか。オルタナティヴって便利な言葉だなおい。

 

最近の若者に共通している不安というか孤独を上手く表現しているのか、若年層のドラッグ使用率がめっちゃ高くなっているらしいアメリカで大ヒットしたのも理解できる。

 

ただ、これが世界で一大センセーションを巻き起こすほどになっているのは、それだけ世界中で若者に不安や精神的な孤独感が押し寄せてきているってことかな。

 

正直、自分は若者であるけど、そこまで心酔するってほどにはいかないかな笑

 

単純に音楽が良いってだけで、それ以上の意味をまだあんまりビリー・アイリッシュからは感じてない。

 

すごいカッコいいと思うし、新時代のポップスター像を打ち立てたのはこれからの音楽界を考えたらニルヴァーナの登場と比較されるのも理解できる。

 

だって、全曲が17歳のビリーとその実兄の21歳のフィネアスで作られたアルバムが世界中で大ヒットするなんて考えられんって普通。

 

インディでオルタナティヴな音楽が世界を席巻するなんて最高だし、これに低迷するロック界も乗っていければなって思う。

 

あと日本においての洋楽不人気を救うかもしれない貴重な存在かもしれない。

 

最近の洋楽ポップスだとジャスティン・ビーバーとかワン・ダイレクションとかエド・シーランとかが日本で人気だったと思うけど、ビリー・アイリッシュみたいなそれまでのステレオタイプとは違う洋楽のスターが出てくると今まで洋楽を聴かなかった層にもアピールできると思う。

 

『bad guy』とかキャッチーで流行ると思うし、日本でも結構流行りかけてるとは思うからあともうちょっと知名度が上がってほしい。

 

www.youtube.com

 

あとは邦ロックとか聴いてる層にどうやって洋楽ロックがアプローチできるかだよね。

 

オアシスとかクイーンみたいな普遍的な良さを持ったバンドがでてくるといいんだけどね。そう簡単にはいかないけど。

 

そこはぜひサム・フェンダーに頑張ってもらいたいかな笑

 

2020年は日本でビリー・アイリッシュの話が気軽にできるような年になればいいな。