【今日のアルバム】スピッツ - 『惑星のかけら』(1992)
初期スピッツの良さを伝えたい。
- アーティスト: スピッツ,草野正宗,長谷川智樹
- 出版社/メーカー: ユニバーサルJ
- 発売日: 2008/12/17
- メディア: CD
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昨日、嵐の二宮くんが結婚を発表しましたね。
結婚相手が元から噂されていた某元アナウンサーらしいですが、結構な数のファンの方が悲しんでいるようです。
頼むからアイドル業界の方はこのような結婚はやめてほしいものです。日本の国民総生産とかにすごい関わってきそう。
将来あれじゃね、経済白書とかにも載るんじゃないの。「今年は人気アイドルグループAのメンバーNが結婚を発表したため短期的に日本全体の生産性が落ち込んだ。」とか。
僕には推しなんていないからね。気楽な人生よ。強いて言えばジュリアン・カサブランカスが推しかな。
そんな傷心中の日本国民の皆さんに送りたいアルバムがそう、これ『惑星のかけら』!
なぜ、このアルバムかって?それは日本国民の皆さんに推しを作るなら草野マサムネさんが非常に優良物件ですよってお伝えするには最も良いアルバムだからだ。
なんたって草野さんは最高の推し候補だ。
まず、顔がいい!
どうだ、最高の横顔だろう!さらに名曲をたくさん作れる!というか作った!
適度に変態、音楽ファンからの支持が厚い、実は仮面浪人経験者、動物好きそう、実はメタル好き、3年に1枚必ずアルバムを出してくれる、後輩に慕われている(RADなど)等々ギャップがあったり予想通りな一面もあってよい感じでしょう?
それに何たって結婚する雰囲気が全くない!これは特に注目ですね。
これだけ見ると二宮くんともいい勝負でしょう?そうでしょう?
それではこのアルバムについて説明していこう。
個人的に初期スピッツのラストアルバムといえる『惑星のかけら』。次のアルバムではポップ路線に突き進んでしまい微妙な結果に終わってしまったりする。
このアルバムではスピッツのボーカル、草野マサムネの変態性が垣間見れる・・・どころか目の前に現れてくるレベルなのが特徴だ。
まず1曲目の『惑星のかけら』。
アルバムのタイトルナンバーでもあり、シングル曲だ。
ヘヴィなギターの音から始まるイントロの時点で背中にぞわぞわしてしまう。
そしてサビでは「骨の髄まで愛してよ」の叫びだ。しまいには「僕に傷ついてよ」とまで言ってしまう。
さらにはスカートを盗んで、鏡の前で着用してしまう暴挙にもでる。
でも、草野マサムネならなんだって許されるんだよね。
このアルバムは全体的に幻想的というかフワフワしたような雰囲気の曲が多い。
なのに歌詞は結構えげついのが出てきたりする。「僕のペニスケースは人のとはちょっとちがう」という歌詞まででてくる曲もある。
なんというか、孤独というか夢の中の君であったり距離感が遠く離れている君を想ってるみたいなイメージの曲が目立つ。
名曲『アパート』でも「夢からまだ覚めちゃいない」みたいだし。
あ~、この草野さんの世界観たまんないね!
クライマックスはこれもまた名曲『日なたの窓に憧れて』である。
「君が世界だと気づいた日から胸の大地は回り始めた」
これはもう推しの存在を認知したことと同義ですね。
サビでは君に触れられればそれだけでいいと歌う草野さん。俺も草野さんに一度でいいから触れてみたい。
まあ、こういう大ファンな人っていうのは実際会わない方が良い場合が多いけど。
いやー、なんか簡単に恋が叶っちゃったりとか軽い感じに「君には思いが届かない~」とか歌ってるラブソングより『惑星のかけら』みたいに重くて、自室の中で悶々と想っているのを表現した歌の方が良いよね。
このアルバムからは草野さんのギャップのある姿がめちゃくちゃ想像できて楽しい。
やっぱ、人間はギャップに弱いんだよね。最近は変態チックなお姿を見せないから少し寂しいけど。
推しに草野マサムネさんという選択肢はいかがでしょうか国民の皆さん。
↓ついでに我が人生の推しであるジュリアン・カサブランカスwithストロークスの布教動画
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