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音楽系です。大学生です。

【アルバムレビュー】Oasis - 「(What's The Story)Morning Glory ?」 (1995) 前編

またアルバムレビューしたくなったのでやっていくよ。

 

 

 
今日のアルバムはこれ。
 
みんな大好きオアシスの2ndアルバムだ。
 
今まで聴いたアルバムの中で1番好きってわけでは無いけど1番完成度が高いとは言えるアルバムだな。
 
とりあえず良い曲を詰め込んだらええんやろてな感じでバンドのメインソングライターであるノエル・ギャラガーがその才能のほとんど全てを注ぎ込み、それにボーカルでありノエルの弟のリアム・ギャラガーが誰もが憧れる声で応えた傑作中の傑作。
 
俺が洋楽ロックに本格的にハマった原因。
 
オアシスに出会うまではDeep Purple最強!X Japan最強!みたいな感じだったがそんな俺を90年代以降のオルタナティブ・ロックの世界へ導いてくれたのがオアシスなんだ。
 
まあ、オアシスがオルタナかどうかは置いといてですね、洋楽の出会いという面に関して90年代以降のバンドだとオアシスの右に出るのなんか無くないですか?
 
急にレディオヘッドとか聞かされてもハア?ってなるだけでしょ多分(誤解を招くようですが僕はレディオヘッド大好きです)。
 
てな感じでいつもの通り順々に見ていきましょう。
 
 
 
1曲目 「Hello」
 
少しだけWonderwallのフレーズが聞こえたと思ったら轟音のギターとともに若き日のリアムの声が爆音で耳に飛び込んでくる文句なしのオープニング。
 
さすが俺たちのオアシス。アデルのなんかとは違うぜ。
 
まじでかっけえ。このアルバムでは他の曲がすごすぎて話題に上がることなんかあまりないけどこのカッコよさを誰かと分かち合いたいぜ。
 
まさに朝方に聞くのにぴったりな「Hello」。最高すぎる。。。
 
 


Oasis - Hello (Official Lyric Video)

 

 

 

2曲目 「Roll With It」

 

なぜ、この曲をシングルカットしたのか?

 

いや、もちろん良い曲なんだけどブラーとの直接対決で争う曲では無いでしょう。

 

サビから始まる感じがビートルズを彷彿とさせる。

 

マジで良い曲なんだけど周りの曲が凄すぎてかすんでるかわいそうな曲。

 

シンガロングしやすいし、いまだにリアムのソロライブでも歌われている。

 


Oasis - Roll With It

 

 

 

3曲目 「Wonderwall」

 

正直、ここまではウォーミングアップ。ここから怒涛の名曲ラッシュが始まる。

 

え、今までの2曲も十分良い曲じゃないかって?馬鹿野郎さすがにレベルが違う。

 

イギリスが誇る国民的名曲にして、我らが世界的お兄ことノエルがライブでこの曲を合唱するのを聴くと勃起してしまうほどの大大大名曲。

 

それこそがこの「Wonderwall」!

 

去年のリアムのライブ行ったとき合唱したのはマジで大学受験に受かった次くらいに気持ち良かったわー。

 

何が凄いって世界中の誰もが惚れ惚れしてしまうメロディーとラブソングとしてのそのクサい歌詞、サビ前のギターフレーズ、リアムの全盛期の声、PVの良さ、アラン・ホワイトのドラム(前ドラマーであり紙ドラマーことトニーでは名曲に成り得なかっただろう。)。

 

何をとっても素晴らしいが、その中でも一つ挙げるとしたらシンガロングの気持ち良さだろう。よくサッカーなどのスポーツの試合で流されるが、マジで動画を見ているだけで鳥肌が立っちゃう。

 

俺がリアム派なのはこの曲をノエルは謎のアレンジで歌ってしまうからといっても過言ではない。だって合唱できねえじゃんそれじゃ。

 


Oasis - Wonderwall (Official Video)

 

 

 

4曲目 「Don't Look Back In Anger」

 

Wonderwallからのこの曲は反則じゃないですかノエルさん?

 

恐らく日本国民の大半が知っているオアシスの曲といえばこれと「Whatever」だろう。

 

キャッチーなサビがあるって正義だよな。正直、盛り上がりどころとか理解できてないとどれだけ名曲・名盤と呼ばれている作品だって理解できないもん(特にピンク・フロイドはじめプログレ勢お前らだよ)。

 

構成自体はベタなんだけど、普遍的な良さってやっぱあるよね。

 

俺が初めてオアシスでハマった曲でもある。

 

で、サリーて結局誰?

 


Oasis - Don't Look Back In Anger (Official Video)

 

 

 

 5曲目 「Hey Now!」

 

はい来ました、このアルバムで一番評価に困るポイントですね。

 

決して悪い曲では無いけど「全曲シングルカットできる出来」みたいな触れ込みを聴いてから初めて聴くと「は、これ地味な曲やな。しかも微妙に長いし」みたいな感想しか出てこない。

 

youtubeのコメント欄でよく「何でUnderneath The SkyでもRockin ChairでもThe Masterplanでもなくてこいつがアルバムにはいってるんだ」といわれるかわいそうな曲である。

 

ただね、このアルバムを通しで何回も聴くとその真の良さが分かってくるのよ。

 

アマゾンとかのレビューみててこのアルバムの批判としてあるのが「ベストアルバムみたい」というものだ。

 

初めてこの文字列を見たときは意味が分からなかったが、今なら分かる。

 

単純に名曲ばっか入ってるときついんだよね何回も聴くのが。なんかずっと集中してなきゃいけないみたいな。

 

しかし、この「Hey Now!」はそのけだるいリズムで「Wonderwall」、「Don't Look Back In Anger」と超名曲が連続した後の箸休めとして非常に良い役割を果たしてくれている。

 

1曲目の「Hello」や後の「She’s Electric」にも似た雰囲気を感じるし、アルバムの統一性にもきちんと一役買っている。

 

しかし、そんな「Hey Now!」大好きっ子である俺でも微妙と感じるところはあって、それは曲が地味に長いってこと。これだけは擁護できない。あと30秒短かったら。

 


Oasis - Hey Now! (Official Lyric Video)

 

 

6曲目 「Untitled]

 

The Swamp Songの一節であるインスト曲。前半の終わりと後半の始まりを高らかに告げてくれる。

 

 

ちょっと疲れてきたので前半戦終了ということで今回はここまで。

 

まさか、「Hey Now!」にあれだけ文字数を割いてしまうとは。

 

後半は気が向けば書きます。