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音楽系です。大学生です。

2019年個人的年間ベストアルバムTOP10


決めるのしんどかった・・・


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2019年が終わってはや3週間。早速2020年の新譜で盛り上がっている毎日ですが、2019年のこともたまには思い出していこうっていうことで、今更感半端ないですが2019年ベストやっていくぞ!

 

もともと2019年ベストなんてやるつもりなかったというか、選べるほど新譜聴いてねえわとか思ってたけど、数えてみたら聴いた2019年のアルバムが100を超えてたので、100も聴いてるんだったらまあいいかなと思いやることにしました。あと、ブログのネタが無さ過ぎて困ってたのもあったし。

 

今回は2019年に発売されたアルバムで俺が聴いたやつの内、文句なしに良かったやつを10枚選んでみました。基本的に俺の趣向はロックなのでそっち中心にはなってます。

 

では、さっそく10位から見ていきましょう!

 

 

10位 KIWANUKA / Michael Kiwanuka

 


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マイケル・キワヌカのこのアルバムは素直に良かったというか、これを悪いって言う人がいるのかっていうくらいの出来。

 

ソウルミュージシャンとして扱われがちだけど、このアルバムではギターの存在感が際立っているし、『Hero』なんかは2019年のベストロックソングになってもおかしくないと思う。

 

ブリット・アウォーズにもノミネートされてるし、全英1位を取れなかった代わりにブリットでは栄冠を手にしてほしいと思う。

 

 

 

 

 

 9位 U.F.O.F. / Big Thief


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9位はBig Thiefが去年の5月に出した『U.F.O.F』。

 

このアルバムが出た時の雰囲気をまだ覚えてるけど、ピッチフォークが9.2とかつけたんだよね、確か。もう、とんでもないのが出たって大盛り上がりなゴールデンウィークだった。

 

フォークロックは大好きってほどでは無いんだけど、Big Thiefのアルバムの作りこみは凄すぎて好き嫌いとかじゃなくて、ただただ圧倒されてしまう。

 

5月には初来日公演も控えてるからまだ聴いてないって人は是非聴いてほしい一作。

 

 

 

 

8位 Father of the Bride / Vampire Weeknd


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USインディロックの雄が6年ぶりに出した渾身の一作。

 

ロスタムの脱退やメジャーレーベルへの移籍、ボーカルのエズラの私生活の変化などこの6年の間にいろいろあったものの、クオリティとしては素晴らしいものを出してきたし、『This Life』といった新境地ともいえるキラーチューンもあるのが良い。

 

正直、アルバムの完成度としては9位のBig Thiefの方が上だとは思うけど、アルバムに対する思い入れの違いからヴァンパイア・ウィークエンドの方を上にしました。

 

 

7位 IGOR / Tyler, The Creator


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基本的に自分はロックを中心に音楽を聴くけど、2019年はヒップホップも意識して聴いてた。まだ勉強中だし、聴くべき旧譜がたくさんあるからあまり新譜は聴けてないんだけど。

 

そんな中でもタイラー・ザ・クリエイターの『IGOR』はかなり良かった。1曲目の『IGOR’S THEME』でもうワクワク感が止まらんかったし、そこからの『EARFQUAKE』で名盤を確信したあの日の夜が懐かしい。

 

ラップはあまり無いアルバムだから普通に聴きやすかった。ラップは歌詞を追うのが本当にキツい・・・・。山下達郎リスペクトも良かったね。

 

 

6位 amo / Bring Me The Horizon


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いや、本当に良いアルバムだと思うよ、これ。あんまり、年間ベストでは見かけなかったけど。

 

エレクトロとロックとの合わせ方が上手いよね。語法としてエレクトロを導入するロックバンドは多くて、無理してるようにしか聴こえない場合が多いけど(フォール・アウト・ボーイとか・・)、Bring Me The Horizonはロックとかメタルコアの枠とかを気にせず自分の音に出来ているところがすごい。

 

ドコモのCMにも出演したり、来日公演が結構あったり、日本国内の人気もこれから上がっていくんじゃないかと期待できるね。

 

 

5位 Norman Fucking Rockwell! / Lana Del Rey 


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2019年のアルバムで一番批評的に良かったアルバムはまあこれでしょう。ラナ・デル・レイの6枚目となるアルバム。

 

どこの年間ベストみても上位に入ってきてるよね、これ。多分に漏れず、自分も入れたけど。

 

俺は結構、ラナ・デル・レイのアンチなところがあるんだけど、これに関しては白旗降参ですわ。凄すぎでしょ。

 

前提となる知識が不足してるからこのアルバムの三分の一も理解できてないと思うけど、それでも聴き終わったときの衝撃は半端なかったなあ。『The greatest』での感激は忘れられない。

 

好き嫌い入れずに客観的に判断するとしたら、もうこれが1番です。間違いなく。あとの4枚は本当に好きすぎて絶対上位にしたかったやつしか無いです。

 

 

 

4位 Dogrel / FONTAINS D.C.


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はい、来た間違いなく良いやつ。ガレージロック大好き、ストロークス大好き人間としてはやっぱ外せないわあ、アイルランドの新星、FONTAINS D.C.のデビューアルバム。

 

このブログではすでに結構語ってるけど、やっぱロックンロールが一番なんよなあ。

 

 

rockculture.hatenablog.com

 

 

これぞ俺たちの世代のロックンロールリバイバルぅぅぅ!!!!。

ロックは死なない、何度でも蘇るのさ!!!!!。

 

 

3位 Everyday Life / Coldplay 


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ジャケットかっこいいよね、メンバー全員が写ってるジャケって新鮮味あるね。

 

コールドプレイの新譜は一見(一聴?)地味ではあるんだけど、ヴァンパイア・ウィークエンドと同じく、心を打つものがあるし、楽曲の完成度もさすがはコールドプレイと言ったところで、近年のEDMを用いた構成などはなく、普遍的に良しといえる曲が多い。

 

また、歌詞が素晴らしく、クリス・マーティンが今、世界に訴えたいことが自然と伝わってくるし、そこに少しの不純物もなく、本当にいい人なんだろうなあ(笑)って思えるところも高評価。

 

もう、これは完全に刺さったアルバム。ラナ・デル・レイよりコールドプレイの方が上って人は少ないと思うけど、自分の政治観や世界への見方をも変えた、自分にとって大切な1枚なのでこの順位。

 

 

 

2位 1000 gecs / 100 gecs


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どこまでも果てしなくエモーショナルな1枚。

 

ジャンルは何でもありなボーダーレスな一枚で、わずか23分を刹那的に突っ走っていく様は僕が音楽に求めるものそのもの。

 

ロッキンオンの渋谷さんがこの前、ラジオでこのアルバムを推してたのはちょっとびっくりした。

 

 

 

 1位 House of Sugar / (Sandy) Alex G 


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1位はこれ以外考えられないね。USインディのシンガーソングライター、(Sandy) Alex Gが出した、2019年の傑作中の傑作。

 

甘美なメロディにサイケなアレンジ自体はMac Demarcoとかがいるように決して新しいわけではないと思うんだけど、それの1つの極致に達したかのような素晴らしい作品。

 

個人的にはTame Impalaの『Currents』のシンガーソングライターバージョンみたいな感じかなと勝手に思ってるんだけど。

 

本当に全世界の人に聴いてほしいって真面目に思ったアルバム。

 

どこをどう切り取っても最高でしかない。

 

フジロックはナイネっぽいからスパソニ来日でよろしくです!

 

 

 

 

 

 

 

 

ベスト10以外だと他に、ソランジュやFOALS、TOOL、Wilcoなんかも良かったですね。あと、Nick Caveの良さが理解できるようになりたい。

 

2020年はグリーン・デイにTame Impala、The 1975、Pearl Jam、そしてザ・ストロークスがニューアルバムを出すということで今年も楽しみな年になりそう。

 

今年はもっと新譜を聴けるようにしたいなあ。