【今日のアルバム】Harry Styles - 『Fine Line』(2019)

待ってたよ！こんなロックを！

1週間ぶりにお久なこのブログ。

ブログやってたことも忘れそうな毎日。

最近、結構忙しいのよね、ほんと。

新しい音楽もあんまり聴けてないんだけど、これはブログに書きたいと思ったから重い腰を上げて、キーボードをたたきますよっと。

12月13日に出されたハリー・スタイルズの2ndアルバムですね、今回は。

ハリー・スタイルズといえば、かの超大人気ボーイ・バンドのワン・ダイレクションの一番人気のメンバーでしたお人。

ワン・ダイレクションの絶頂期が、ちょうど俺の中高生だった時期と被ってたんだけど、当時の俺は「アイドルなんか聴くかよ」みたいな感じで斜めに構えてたおもひで。

なんだかんだで『Story of My Life』は歌えるけど。

というか、あの時のワン・ダイレクションの人気は度を越してたよね、今思うと。

メンバーとの交際が発覚したらTwitterで殺害予告とか普通に来るレベルだったもんな。

テイラーが今年出したアルバムの曲に『London Boy』ってあったけど関係あんのかなと思ったけど、今の交際相手についての曲みたい。

ワン・ダイレクションの時代も今や過ぎ去り、各メンバーはソロ活動に勤しんでるんだけど、そんな中で一番ロックっぽいことをやってるのがハリー・スタイルズということなんですね。

ちなみに前作は聴いてないけど、結構ロックに振り切りすぎて評判はそこそこだったみたい。

そんで、今回は先行シングルの『Lights Up』がなかなか良かったもんで、アルバム出たら聴きたいなあと思ってたらいつの間にか出てました。

そんなに期待はしてなかったんだけど、意外と良かったというか、全体的に飛ばす曲がないというか、言い方好きじゃないけどいわゆる捨て曲が一切無い。

全体的に完成度が高いアルバムじゃないかな、今作は。すごい良い。

約46分っていうアルバム全体の時間が長いってわけでは無いんだけど、起伏のある展開になってるからか、とても聴きやすいし、飽きにくい。

個人的に好きなのは、『Sunflower, Vol.6』と『Lights Up』かな。

こういうメロディは大好物！。　今週のヘビロテ曲だ。

なんか借りぐらしのアリエッティの主題歌に似ているような気もするけど。

というか今年はSunflowerってタイトルの曲多いね。ポスト・マローンにヴァンパイア・ウィークエンドにハリー・スタイルズもか。

音楽界にひまわりブームが到来？。

しかし、ハリー・スタイルズがこんなに良いロック・アルバムを作るなんてね。

ワン・ダイレクションは休止して正解だよ。

でも、正直（音楽好きの中では）あんまり騒がれてないよね、こんなに良いアルバムなのに。

特に飾り付けてないけど、クラシックなロックの持つ楽しさをすごくよく表現できてると思う。

インディーも良いけど、ハリー・スタイルズっていう知名度抜群な、世界的人気が高い人が下火なロックを良い感じに世間に発表してくれてるんだからもっと食いついても良いと思うのに。

みんな元アイドルだからって聴かないのかなあ。

そんなわけでは無いと思うけど、ぜひ批評面でも盛り上がってほしい。

儚くて楽し気で、万人におすすめできるロック・アルバム。

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