My Space

大学生が日々思うことを書き連ねる。音楽系が多いかも

【今日のアルバム】The Who - 『Tommy』(1969)

トミー生誕50周年。

 

 

トミー(紙ジャケット仕様)

トミー(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:ザ・フー
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
  • 発売日: 2014/08/27
  • メディア: CD
 

 

 

 

皆さんご存知イギリス3大バンドの1つであるThe Who

 

巷ではビリー・アイリッシュヴァン・ヘイレンを知らないとかメンバーの名前が言えないとかで話題になってるけどThe Whoのメンバーくらいは言えて当然だよね。

 

えーと、まずロジャー・ダルトリーだろ、ピート・タウンゼントだろ、キース・ムーンだろ。

 

あと1人誰だっけ?

 

あ、ジョン・エントウィッスルだ!良かった、全部言えたよ!

 

てな感じでジョン以外のメンバーはロックが好きな人ならどこかしらかで聞いたことがある名前ばかりだ。流石イギリス3大バンド。

 

だけども今一つ日本では人気が無いのがThe Whoなんだよなあ。とかいう話は皆さん聞き飽きてるでしょうから、全盛期に来日しなかった云々は置いといて、何故日本でThe Whoの人気が無いのか俺の推論をここで披露しようと思う。

 

まずその1、そもそも他の3大バンドに比べて世界的には人気が無い。

 

3大バンドといえば、他にはビートルズローリング・ストーンズだがこの2つのSpotifyの世界ランクを見てみるとビートルズは90位前後、ローリング・ストーンズは150位前後だ。

 

対してThe Whoはというとなんと500位圏外!。

 

正確には最近までは470位とかだったんだけど。

 

これはどういうことか。次の理由にも繋がってくる。

 

理由その2、代表曲が弱い。

 

The Whoの代表曲といえば?

 

この問には『My Generation』という解答が一般的だと思うけど、じゃあThe Whoは『My Generation』のようなバンドかと言われると違うよね。

 

ちなみにSpotifyだと『Baba O'Riley』とか『ピンボールの魔術師』とかがよく聴かれてるけど、正直そんなにハマらない曲ですよね。

 


The Who-Pinball Wizard

 

 

何故かっていうとコンセプトアルバムの1曲だったり、前衛的な曲だったりするから。

 

その歴史性や物語を知らないとどうしても面白さが伝わらない。

 

これは英語が公用語でないどころか海で他国と隔たれている日本ではプッシュされたところで理解しづらいものだろう。

 

俺もWikipedia無かったらThe Whoにはハマってないもん。

 

ビートルズは英語が解らずとも伝わる普遍的なメロディーの素晴らしさがあるし、ローリング・ストーンズにもビートルズのライバル的立ち位置や『黒く塗れ』や『(I Can't Get No) Satisfaction』などの解りやすいヒット曲があった。

 

それに比べて、The Whoはモッズカルチャーであったり前衛的、先進的な音楽性と文学的な側面も持ち合わせていたバンドということ、そのライブスタイルからも日本では受け入れられ無かった理由に成り得ると思う。

 

ちょっと長々と書いたが、今日のアルバムの『Tommy』はそんなThe Who渾身のコンセプトアルバムであり、ロックオペラとも言えるジャンルを作り上げた超大作である。

 

まあ、『Tommy』のストーリーはWikipedia見たら詳しく書いてるからそっち見てもらいたいけど、正直あらすじだけでめっちゃ興奮するよね!

 

三重苦を背負った少年トミーの栄光と堕落の物語。

 

これをロックアルバムで表現しようとしたピート・タウンゼント、うーんなんて先進的。

 

ちなみにロックオペラといえばクイーンとかグリーン・デイとかも有名だな。

 

だがしかし。きちんと1作目からThe Whoの歴史を辿っていった俺のファーストインプレッションを正直に言うわ。

 

「そんなに良いか、これ?」

 

ストーリーは凄いと思う。けど、そんなにキャッチーな曲があるわけでも無いし、長いし、英語はよくわからんしで理解しづらかったし、好きかと言われるとうーん、迷うって感じ。

 

初めは1stアルバムの『My Generation』の方が好きだった。

 

アルバムの途中でトミーがピンボールの才能を開花させる場面があるけど、いや、ピンボールってなんだよそもそもっていう幼き頃の俺の疑問。

 

ただね、第一印象は悪くてもその後が大事だかんね。

 

やっぱり、物語が凄いんよ。ふと少年トミーのことを思い出す度に聴いてしまう。

 

そして、何度も聴いて、歌詞を読んでわかるThe Whoの先進性と文学性。

 

ちなみに『Tommy』がこの世に出てから今年で50年だ。

 

あの少年トミーも50歳だ。今もどこかでピンボールをやっているのだろうか。

 

21世紀を生きる者としてはサウンド面で不満はあるものの、そんなことは気にならなくなるくらいピート・タウンゼントの描く世界に夢中になる。

 

「See me , Feel me 」という一節がこのアルバムではかなり重要な意味を持つがトミーの暗く閉ざされた内面性とそこから解き放たれた後の変貌っぷりががなんとも魅力的。

 

しかし、やっぱり自分がこのように少なからず『Tommy』の魅力を理解できたといっても、それはインターネットであったり、CDに付いてるライナーノーツのおかげなんだよね。

 

これをリリース当時に生きてたとして、もし聴いたらどう思うかと考えたら絶対好きにはなってなかったと思う。

 

The Whoの素晴らしさを新作が出る今こそ日本で広めていかなければいけないと思うし、だからこそ、日本ではThe Whoの素晴らしさを広めていかなければいけないと思う。

 

意外と小泉構文難しいね。

 

あ、今ちらっと言ったけど実はThe Whoは新作出るんだわ。

 

なんと13年ぶりのニューアルバムにして今回がThe Whoの最後のスタジオアルバムになるであろうアルバムだ。

 

あのThe Whoのニューアルバムが出る瞬間に立ち会えるなんて・・・・

 

今回はコンセプトアルバムになるのかな?

 

先行曲は一切聴かないようにしてるから楽しみだわー。

 

ていうことで今週の金曜日の0時になった瞬間みんなThe Whoを聴こうな。

 

 

↓ 『Tommy』で一番好きな曲の『Christmas』

 


The Who - Christmas