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音楽系です。大学生です。

【今日のアルバム】FONTAINES D.C. - 『Dogrel』(2019)

今年最高のロックアルバム(の予定)。

 

 

Dogrel

Dogrel

 

 

 

 

もう11月になりました。そろそろ2019年が終わってしまいますが今年を振り返るにあたって、思うのが今年1番良かったアルバムって何だろうってことなんですよね。

 

12月になれば色んな雑誌や個人でも年間アルバムランキングというものが発表されていくと思いますが、その1位を狙う大筆頭といえば今回紹介するアルバム、その名もFONTAINES D.C.の『Dogrel』です。

 

FONTAINES D.C.はこのアルバムがデビュー作なんですが結構前からEPとか出してて注目されてたみたい。

 

まあ僕が知ったのはこのアルバムが発売された次の日とかなんですけど。

 

ジャンルとしてはポストパンリバイバルとかでいいのかな?ガレージロックよりはそっちぽいよね。

 

マジでこのアルバムを聴いたときストロークスの『Is This It』を初めて聴いたときを思い出した。

 

ストロークスの方が万人受けはしやすいとは思うんだけど、共通してると思うのがあの5人にしか出せない音というかグルーヴというかキレがあるのよFONTAINESには!

 

俺には音楽理論とかよくわからんのだけど何か他のロックバンドとは違うものを感じるのよね。

 

知的さもタフネスさも備えた感じというか・・。言葉にはしづらいんだけど。

 

とりあえず1曲目の『Big』はこんな感じ。

 


Fontaines D.C. - Big

 

このPV見るたびにこの男の子腹立つなあって思ってたけど最近かわいらしく見えてきた。

 

「Gonna Be Big」ってとこで両手を挙げてるんだけどちょっと恥ずかしそうなんだよね。

 

報酬はどれくらいなんだろう。ニルヴァーナの『Nevermind』のジャケットに写ってた赤ちゃんと同じくらいかな?

 

1曲目の『Big』から「おお、これはすげえのきた!」って思った勘のいい人もいるらしいけど1発聴いてもよくわからない耳をお持ちの俺はさっきも書いたけど「このPVの男の子腹立つな」って思っただけで曲は普通だなあとしか思わなかったんだわ。

 

今なら良さはわかるけどね。

 

でもねアルバムを聴き進めていくと3曲目で一気に「これすげえ」ってなったのよ。

 

それがこれ『Too Real』。

 


Fontaines D.C. - Too Real (Live on KEXP)

 

なんかPVが貼れなかったからライヴバージョンで。

 

ひたすらベースでじらし続けたと思ったら静かにギターが鳴って、ボーカルのGrianの一声で一気に爆発!最高のロックンロール。ジョイ・ディヴィジョンなんかを彷彿とさせるね。

 

「Is this a real for ya」って煽るところでオアシスの『Bring It On Down』の「you're the underclass」って部分を思い出したよ。

 

ていってもFONTAINESはイギリスではなくてアイルランドのバンドなんだけど。

 

 


Oasis - Bring It On Down (Official Lyric Video)

 

 

もうこの曲があるだけでこのアルバム最高!ってなるんだけどそっから

 


Fontaines D.C. - Dogrel - 06 Roy's Tune

 

こんな曲があったりして最高どころじゃなくて小躍りするくらいにまでなっちゃったよ初めて聴いたときは(まだ6曲目)。

 

だが、まだまだFONTAINESは本気出してなくて10曲目にとんでもない曲をぶっこんでくる。

 


Fontaines D.C. - Boys In The Better Land (Darklands Version)

 


Fontaines D.C. - Boys In The Better Land (Official Audio)

 


Fontaines D.C. - Boys in the Better Land (Glastonbury 2019)

 

この『Boys in the Better Land』大好きすぎて3つも動画貼っちゃった。

 

特にグラストンベリーの方は必見。今年のグラストンベリーは個人的にはBABYMETALじゃなくてFONTAINESとIDLESだった。

 

ボーカルはメロに合わせて歌うって感じじゃなくてつぶやくような感じなんだけどそれがまたクールでねえ!去年のIDLESやShameとはまた違った感じだよね。

 

同じアイルランドのThe Murder CapitalもFONTAINESと似たような感じであっちはもっとよりポストパンクって感じだけど、地域性なのかな。

 

もう、4月はこればっかり聴いてたというかサマーソニック始まるくらいまでは夢中で聴いてた。

 

俺たちの世代のロックンロールバンドがついに出たって感激したもんな。

 

サマソニ行ってからは1975をめっちゃ聴き直したり9月はサム・フェンダーとかリアムとか楽しみにしてた新作がいっぱい来たから最近はあまり聴かなくなってたんだけど、たまに聴いたみてああやっぱいいねってなる。

 

これ、でた当初は今年はこれで決まりだろみたいな雰囲気だったんだけど今年は結構豊作みたいで結構良いアルバムがいっぱいあるのよね。

 

音楽雑誌とかで年間Top5には入るだろうけど1位はとれるかな。

 

個人的にもFONTAINESが今年1番かはわからなくて同じくらいかそれ以上に好きかもしれないアルバムも一応あるのよね。

 

頼むから来日公演頼みます。プロモーターの皆さん。

 

black midiの時はめっちゃ早かったんだからさ。

 

来年はBig Thiefは決まってるけどFONTAINESと1975とストロークスアークティック・モンキーズをどうかお願いします。

 

あと友達のためにメタリカも呼んであげてください。

 

↓アルバムラストの曲の「Dublin City Sky」

 


Fontaines D.C. - Dogrel - 11 Dublin City Sky