【今日のアルバム】My Chemical Romance - 「The Black Parade」(2006)
再結成続々と。
My Chemical Romance - Welcome To The Black Parade [Official Music Video]
昨日はロックファンにとっては素晴らしい一日でした。
なぜかってマイ・ケミカル・ロマンスとレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの再結成が発表されたんだからね。
どちらもサマソニやフジロックでヘッドライナーを務めた経験のあるバンド。
来年のフジロックや再来年のサマソニでのヘッドライナーもあるかもね。
そんなわけで今日のアルバムはマイ・ケミカル・ロマンスの傑作サードアルバムの「The Black Parade」です。
実はこのアルバムは過去に一回聴いたっきりだったんだよね。
で、今回再結成するということで2回聴き直したんだけど、やっぱりすごい。
エモにくくられやすい彼らだけど決してそんなことは無くて、パンクロックの影響を凄い感じ取れるし、このアルバムなんか全体的にクイーンらしさみたいのも感じる。
当時の若い世代に大ヒットした作品であるだけに楽曲のパワーが違う。
「Welcome To The Black Parade」や「This Is How Disappear」なんかは今聴いても心揺さぶられるし、素晴らしい。
なにかと聴いてたら結構な音楽ファンから馬鹿にされやすい立場にあるバンドだけど、最近だとビリー・アイリッシュなんかは自らのフェイバリットであることをインタビューなんかでもよく言ってるし、マイケミの影響を受けてきた子供たちが今の音楽界を引っ張っていくと考えたら2000年代の影響がこれからどんどん出てくるかもしれないんだよね。
それはそれで面白い。
このアルバムを聴いて思うのは最近のロックにはない要素を持ってるアルバムってこと。
どうにも最近のロックて悪くないんだけどここまで言ってしまえば大味のロックていうかアリーナロック、スタジアムロックのような音を鳴らして人気を得るバンドってかなり少なくなってきたよね。ミューズとかみたいな。
ブリング・ミー・ザ・ホライズンとかはそれに当てはまると思うけど。
クイーンの「ボヘミアンラプソディー」がヒットしたのもあるし、去年デビューしたレッド・ツェッペリンの影響を感じさせるグレタ・ヴァン・フリートの成功なんか見てると世間はやっぱりこういうものを求めてるんじゃないかな。
インディー系がちやほやされる昨今だけどマイケミのようなバンドが現れてほしいと思ったね。
- アーティスト: マイ・ケミカル・ロマンス
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2006/12/06
- メディア: CD
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